『いいね』の数を増やす コミュニケーション重ね真のパートナーに インタビュー 佐川急便・笹森公彰社長

―社長就任に当たっての抱負は。
高校を卒業してすぐに北海道佐川急便に入社して、今年で43年目になりました。4月1日付で社長に就任しましたが、物流のプロとして全力疾走でチャレンジしていかなければならないと考えています。
佐川急便が創業時から大事にしている、社会の皆さまに「佐川急便があって良かった」と思っていただけるような会社作りをしたいと思っています。4月から新しい中期経営計画がスタートしていますが、目標の達成に向けて、この思いをしっかりと形にできるようにしたいですね。
中計では、佐川急便が担当するデリバリー事業において①リアルコマース②越境EC③コールドチェーン―の3項目を重点施策としていますが、三つとも根っこは一緒で、お客さまに「いいね」と言っていただく数を増やすことが大事だと考えています。
そのためには、たくさんのお客さまに知恵を貸していただき、ニーズをぶつけていただきながら、われわれができることをしっかりと探していくこと、つまりお客さまに鍛えていただくことが、非常に重要です。佐川急便の一番いいところは、さまざまなお客さまに日々鍛えていただけることです。
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