適正原価は「1年半程度で実現」 トラック適正化二法の最優先課題に 全ト協・寺岡会長
全日本トラック協会の寺岡洋一会長は10日、東京都港区の第一ホテル東京で開かれた常任理事会・理事会合同会議後の記者会見で、先月成立したトラック適正化二法を巡り、適正原価の実現に優先的に取り組む考えを示した上で「(施行となる)3年は待てない。1年半程度で実現できれば」と語り、スピード感を持って国交省との協議に臨む姿勢を強調した。
寺岡会長は会見で、新設したトラック適正化二法対策委員会の委員長に自身が就任したことについて「今回の委員会再編の肝いりの案件。坂本克己最高顧問から、言い出した人間が(委員長を)やれと言われた。私自身も思い入れが強かったので引き受けた」と説明。
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