外国人ドライバーの採用 日本語と免許が壁に 本紙アンケート調査
輸送新聞社はこのほど、外国人ドライバーの採用に関するアンケート調査を実施した。回答企業の88.2%が外国人ドライバーの採用に関心を抱いている反面、これらの企業では免許や運転技能、言葉の壁による意思伝達などに懸念を抱いていることが明らかとなった。
調査は、東京証券取引所に上場...
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輸送新聞社はこのほど、外国人ドライバーの採用に関するアンケート調査を実施した。回答企業の88.2%が外国人ドライバーの採用に関心を抱いている反面、これらの企業では免許や運転技能、言葉の壁による意思伝達などに懸念を抱いていることが明らかとなった。
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☆本紙『外国人ドライバーの採用に関するアンケート調査』
9割以上が言葉の壁による「意思伝達」、「免許や運転技術」に懸念抱く
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☆富田東京労働局長、ベストプラクティス企業のF-LINEを訪問し荷主も交え意見交換
☆NXHD、海外・航空・海運事業の24年12月期第3四半期業績はM&A効果で海外事業が大幅な増収増益に
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☆名糖運輸、東京都青梅市の拠点に同社初となるバッテリー式冷蔵冷凍EVトラックを導入し効果検証へ
☆ヤマト運輸がキャンペーン「宅急便大還元祭」を展開、抽選で約8千人超に総額4444万円相当のデジタルポイントを贈呈
▼上欄で報じているとおり、本紙は先月末から今月にかけて、外国人ドライバーの採用に関するアンケート調査を実施した。
▼制度が具体的にスタートしていない段階での調査であり、回答を保留する企業も複数見られる中、多くの企業ではすでに外国人の採用を行っており、その経験からドライバー解禁に期待と不安をもって臨んでいる様子がうかがえる。
▼自由記述で気になったのは「日本人より低い待遇でいいと考えるなら、やらない方がマシ」という意見だ。欧米先進国で移民が社会問題化している現状を考えると、この考え方は重要だ。制度の成否はともかく、ドライバーの処遇改善が不可欠であることは、変わらない。