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2022年3月14日付 2878号

21年度のお試し輸送は利用が大幅に拡大 通運連盟

 全国通運連盟(渡邉健二会長)はこのほど、2021年4月1日~22年2月28日を対象期間とする、2021年度「鉄道コンテナお試し輸送キャンペーン」の実績(速報値)をまとめた。

 21年度は、国のカーボンニュートラル政策を背景とした鉄道貨物輸送ニーズの高まりなどを受けて、新規獲得案件が大幅に増加したことに加え、長引くコロナ禍を踏まえ、会員の鉄道利用運送(通運)事業者支援の意味合いを込めて4年ぶりに復活させた、既存貨物の区間拡大の利用が旺盛となり、申請件数は直近5年で最高を記録、申請個数も4年ぶりに700個の大台に達した。

記事全文は電子版から。

新テレビCM「原英莉花プロ・UPDATE」の放映開始 NXHD

CMイメージカット

 NIPPON EXPRESSホールディングス(齋藤充社長)は5日、同社所属の女子プロゴルファー・原英莉花選手を起用した新テレビCM「原英莉花プロ・UPDATE編」の放映を開始した。

 ホールディングス体制として新たなスタートを切ったNXグループと今後一層の飛躍が期待される原英莉花プロが、共に「UPDATE」し世界への挑戦する姿を重ねた内容となっている。

 原プロ自身が世界へ挑戦する思いをナレーションで語り、「WORLD」「SKILL」 「MIND」「UPDATE」のキーワードとCGを活用した印象的な映像を組み合わせ原プロの心象風景を表現。原プロの豪快なスイングで締めくくっている。

 また、原プロの素顔が見られるメイキング動画も合わせて制作しており、CM映像と合わせて同社ホームページおよびYoutube同社公式アカウントで公開している。

今週掲載トピック一覧

  • ☆ウォッチ(130) 『ウクライナ危機下の欧亜国際輸送の今』

  • ☆経産省が健康経営優良法人2022発表、センコーGHDなど4社のホワイト500認定ほか物流業界から多数認定
    ☆センコーがハイブリッド制御ロボット導入に向け実証実験
    ☆関交協が50周年記念式典を開催、事故防止の理念を招来に
    ☆経産省・国交省、フィジカルインターネットロードマップを世界で初めて策定
    ☆陸災防が安全対策検討会、格納式サイドステップ等の実車を視察・体験
    ☆国交省が海コン安全対策会議開き安全輸送のガイドライン・マニュアル等の周知アンケート報告、荷主おおむね低く
    ☆鴻池運輸が3月に実験開始、無人フォークリフトでトラックとの荷役自動化目指す
    ☆全ト協・日貨協連、2月のWebKIT成約運賃指数は8ヵ月連続前年同月比増
    ☆運輸労連がアンケート調査、二輪車等の走行マナーに危険感じる9割超
    ☆東ト協環境委が新規事業を承認、GEP参加事業者に人材採用等を支援
    ☆小田急不動産が千葉県船橋市に2件目の物流施設
    ☆セイノーHDなど、山口県美祢市でドローン配送実験
    ☆NXアメリカがJFK空港近郊の自社CFS内の温度管理施設でGDP認証を取得
    ☆日本3PL協会管理士講座委、修了証書・資格認定書授与式
    ☆帝国データバンクが全国「社長年齢」分析調査を発表、運輸・通信業が初の60歳超え

今週のユソー編集室

  • ▼経済産業省と国土交通省が開催した会議で「世界初」となるフィジカルインターネット(PI)の実現に向けたロードマップが取りまとめられた。
    ▼物流機能の維持が困難になる状況を回避し、物流を産業競争力の源泉としていくため、2040年を目標としたPI実現に向けた道筋を示しており、テーマごとに段階的に行うべき取り組みを示している。
    ▼中身を見ると、これまでの「見慣れた」取り組みの延長と、理想的に過ぎるとも思える概念が混在している印象を受けるが、関係者の危機感と工夫の下にそれらが融合しながら発展してPIが実現した時、今ある物流の課題が過去のものとして語られていることを期待したい。

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