実証実験で課題検証し7月にも定期運行 自動運転トラック幹線輸送 T2・セイノー・JPグループ

T2、セイノーホールディングス、日本郵便、JPロジスティクスの4社は、自動運転トラック幹線輸送の実証実験を進めている。実際の貨物を積載し、ドライバーが乗車した上で、レベル2相当で6月まで実施。
事故なく、スケジュールどおりに輸送できるか課題を検証して、7月にも自動運転トラックの定期運行を開始する。
1月にテストコースでの運行を無事に終え、2月から公道での検証に移行。12~14日、約4㌧のカゴ車・パレットを混載し、沼津(静岡県沼津市)~豊田東(愛知県豊田市)約180㌔㍍の区間で自動運転を行う。
徐々に実際の積載と走行距離に近付け、6月までの間に貨物重量を10㌧まで増やし、御殿場(静岡県御殿場市)~久御山(京都府久御山町)約370㌔㍍、厚木(神奈川県厚木市)~久御山約400㌔㍍の区間で自動運転を検証する。
6日、東京都千代田区の日本郵政グループ本社ビルで、T2事業開発本部物流企画部の高橋広之部長、西濃運輸運行部運行課の渡辺俊幸参事、日本郵便の郵便・物流ネットワーク部の仲谷重則部長が出席し、今回の実証実験に関する報道関係者向けの説明会が開かれた。
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