超低床で作業性に配慮している
ヤマト運輸(長尾裕社長)と日野自動車(小木曽聡社長)は11月24日、日野が開発中の小型BEV(Battery Electric Vehicle)トラック「日野デュトロZEV」を用いた集配業務の実証実験を開始した。
車両の特徴は①床面地上高が約40センチメートルの超低床②普通免許で運転可能③ウォークスルー構造―などで、荷物積載重量は約1トン、充電は普通5~6時間・急速1時間、満充電時の航続距離は100キロメートル以上としており、来年初夏の発売を予定している。実験は来年5月末までの約6ヵ月間実施、東京都日野市のヤマト運輸日野台センターと、埼玉県狭山市の同狭山中央センターに各1台を配備し、実際の集配作業に従事する。
両社は実験開始に先立ち、東京都日野市の日野本社で報道関係者に車両を公開。ヤマト運輸の小澤直人グリーンイノベーション開発部モビリティ課長は、今回の実験が2050年までにCO2排出実質ゼロを目指す同社の目標達成に向けた取り組みの一環と説明した上で「環境配慮は重要だが、集配の現場で使いやすい車両であるかどうかも重要で、これまでも日野と意見交換を行ってきた。実験ではCO2削減効果と、現場での実用性を検証していく」と語った。