第61回通常総会で御手洗会長を再任 25年度事業計画も承認 日貨協連

日本貨物運送協同組合連合会は12日、東京都千代田区のホテルニューオータニで、第61回通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、御手洗安会長を再任するとともに、副会長3人を新任。高速道路問題に関する各種要望活動の推進等を盛り込んだ、2025年度事業計画などの議案も承認した。
冒頭のあいさつで御手洗会長は、改正貨物自動車運送事業法と体制整備に関する新法が成立したことに関し「これから3年かけて中身を詰め、さらに事業許可の更新に5年と、足かけ8年という長い期間だが、とにかく法律ができたことが重要」との認識を示した。
高速道路の深夜割引制度の見直し時期を巡っては、NEXCO中日本管内でのETCシステム障害の発生などから「早くても9月以降になる」との見方を示した。その上で「システムをいじらなくても、5割にしてくれれば一番いいが、国土交通省道路局の壁は厚い」と指摘。今夏の参議院選挙も見据え、地元国会議員との懇談の場などを通じて、見直しの必要性を訴えるよう呼び掛けた。
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