JR貨物主体的に 北海道新幹線札幌延伸での「海線」貨物鉄道機能 国交省検討会が中間とりまとめ
国土交通省は3日、『北海道新幹線札幌延伸に伴う鉄道物流のあり方に関する有識者検討会議』の中間とりまとめを公表した。少なくとも札幌延伸開業の時点では、海線(JR函館線の函館~長万部間)の維持により「貨物鉄道の機能を確保すべき」と表明。貨物鉄道機能を維持する場合の論点を明示するとともに、海線が貨物鉄道機能のみとなった場合には「JR貨物が主体的に関与すべきであることは言うまでもない」と強調している。
国交省は北海道庁とともに2023年11月月、北海道新幹線の札幌延伸に伴い生じる鉄道貨物輸送(海線)の諸課題解決方策等について検討する同会議を設置。6回にわたり関係者からヒアリングを行い、基本的な方向性を整理した。
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